巡回連絡簿とは?(愛知県警一宮署の巡査長の個人情報紛失について)
愛知県警一宮署は8日、男性巡査長(30)が住民の個人情報を記録した「巡回連絡簿」をパトカーのトランク上に載せたまま走って落下させ、書類1枚を紛失したと発表しました。
6人分の住所と氏名が記載されており、同署は該当者に謝罪した。同署によると、8日午後2時40分ごろ、一宮市北園通1の路上で、巡回中の男性巡査長がA5サイズのバインダーにとじられた巡回連絡簿を、パトカーのトランクの上に載せたまま約5分間走行し、落下させた。
目撃した通行人からの通報を受けて回収したが、書類1枚がなくなっていたという。
橋本浩二副署長は「紛失した書類の捜索に努めている。指導を徹底したい」とコメントしています。
このような事件がありましたが、そもそも「巡回連絡簿」とは何なのでしょうか?
Wikipediaの巡回連絡にとても詳しく載っているのですが、結論から言うと、
地域住民を訪問し、犯罪や災害の防止や住民との良好な関係を保つための住所リストみたいです。
「え?それ警察が把握して大丈夫なの?」って思うかもしれません。
しかし、大丈夫なのです!
具体的な使用目的は、自宅の火災のため、家族への連絡であったり、迷子による事件発生時における緊急連絡先などのサービス活動に役立てるためだからです。
それ以外の目的では使用せず、厳重に保管されています。
それを考えると今回の事件はとても深刻な事態ですね、無事に何もないと良いのですが・・・