私が起業する理由
今日は私の昔話からしようかと思います。
どうしてそうなったか。どんな道筋を歩んでいるかを知ってもらいたいからです。
どこから始めるかというと、高校→大学受験の話からスタートさせます。
私は名門の大学、●都大学に入りたくて勉強していました。
どうしてそこまでこだわっていたのか。それは高校時代に部活からいじめを受けてましたからです。(部活で色々あったのはまた別の理由だったのですが…)
「あの大学に入れば、見返すだけの力がつくはず!」
「超一流になれば、全てが変わる!」
「今いる世界が変わるはず!」
そう信じていたからです。
いじめられながら、サッカーをしていましたが、サッカーができなくなりました。
サッカーをしていると、胃が痛むのです。
練習が終わると、その夜は一晩中立てなくなります。
寝て起きて、やっと治っても、部活で立てなくなり、勉強もできないのです。
私はサッカーを4歳くらいからやってきました。
「将来はプロサッカー選手!」と言っているぐらい大好きでした。
なのに、胃が痛むのです。
大好きなことをしているのに、胃が痛むのです。
サッカーが嫌いになりそうで、胃が痛むのです。
どんなに頑張っても、胃が痛むのです。
だから、やめました。
いじめがエスカレートして、サッカーシューズが不自然に無くなった時点で、何かの糸が切れました。
だから、やめました。
でも、サッカーが残してくれたものがありました。
それは勉強です。
サッカーをやってきて、本気で何かする大切さが分かって、勉強が好きになりました。
だから、「いじめている奴を見返す」これだけで見返してやろうと思いました。
高校2年から勉強を始めました、大学受験で通用するような勉強を常に模索してました。
でも、成績が全く目標に届かない、問題は難しくて解けない、難しい上に情報もない、前例もない!!!
知識はついても、点数は低い。
謎のスパイラルにハマり続けていました。
でも、見返したい!その一心で勉強を続けました。
1日10時間なんかは普通にやってました。
結果不合格。
一浪して、色んな穴を埋めてもダメでした。結果不合格。
私は地方の高校だったのですが、浪人は東京の予備校で、仕入れる情報を変え、勉強のやり方を変えたのですがダメでした。
落ちたもう1つ理由は、人と話すのが嬉しかった!(笑)
いじめられていた反動なのか、人と色んな話をして、楽しくなってしまいました。
この上ない喜びだったのです。
自分の存在価値を認めてくれているような感覚を味わえて、満足してしまっていました。
今考えたら、第一志望落ちて当然の結果だと思いますが…
センター試験で失敗してからやる気0になって、モンストし続けた日々もありましたが、試験3日前に「さすがにヤバイ!」って思い必死に勉強し直しました。
そんなこんなで、勉強量のおかげか、ある程度の学力はあったのか、ダメ元で受けた東京にある大学に合格することができました。
でも、ここで疑問がありました。
「何でこんなに量をこなしたのに、成績が伸びなかったんだろう。」
「自分はこれからどうしていきたいのだろう。」
「自分が求めていることって何なんだろう。」
私はモヤモヤしながら、大学に進学していくことになりました。
そこで出会い、考え方を変えてくれたのが、「少林寺拳法」だったのです。
少林寺拳法とは、とても簡単に言うと、パンチやキック、振り払う、投げの護身術だけでなく、本当の強さとは?などを考え、精神を鍛える護身術です。
他の武道は詳しくないのですが、間違いなく言えるのは、
武道はその技を使うための精神を鍛えるものなのだと確信しています。
「少林寺拳法」を学ぶ中で、上の疑問が解決されていきました。
Q「何でこんなに量をこなしたのに、成績が伸びなかったんだろう。」
A「量をこなすだけでは意味がない。」
「量をこなせば、質は上がる」
そんなわけはないんですよ。
量だけをこなせば、ある程度の質の向上しか望めません。
問題なのは、量をこなしていく中で、改善や変化をしないと次に繋がらないことを実感しました。
私がやっていたのは、「いつまでも同じ練習」でした。その練習は上手くなっても、発展や応用ができない。
基本がどんなに好きでも、基本だけをやらない習慣をつけました。
発展や応用の技から、基本を抽出していく、基本を見つけて気づいていくことを心掛けていました。
まずは考えないでアウトプットしてから、直されたところを直して、基本を見つけていく。これのひたすら繰り返しをしていきました。
おかげで、少林寺拳法においては習得のスピードが上がりました。
「自分はこれからどうしていきたいのだろう。」
少林寺拳法をやってから気づいたことが3個あります。
①考え方が変われば、人は変われる、いくらでも変われる。
②人に何かを教えたり、教えてもらうことで、学び合える良い関係が築ける。
③アウトプットすることでしか、身につけられない。
①考え方が変われば、人は変われる、いくらでも変われる。
③と少し内容は似てしまうのですが、私は「インプットが大きければ、良い結果が得られる!」と思っていたのです。
この考えは、「映画をいっぱい見れば、映画監督になれる!」と言っているようなもの同然だと気づきました。
「映画監督になるためには、映画を撮って、あーでもない、こーでもないと何回も撮り直して、初めて映画監督になり得る」のです。
少林寺拳法の技ができるようになるには、「その技をとりあえずやってみる、それから、あーでもない、こーでもない、と技をやり直して、初めて体得する」のです。
②人に何かを教えたり、教えてもらうことで、学び合える良い関係が築ける。
アウトプットで最も効果的だと痛感したのが、「自分に教えるようにインプットする(アウトプットする)」です。
「自分に教えるようにインプットする」=「覚える段階でアウトプットとして使っていくことで覚える」
「自分に教えるようにアウトプットする」=「誰かに教える段階で自分に教え諭すようにしながら、教えていく」
アウトプットありきのインプットや、アウトプットありきのアウトプットは論理的に覚えられるし、教えられるのだなと確信を持って言えます。
メンタリストのDaiGoさんも「自分に教えるようにインプットする」ことで覚えやすくなると言っています。
③アウトプットすることでしか、身につけられない。
「使えない知識はガラクタ」=「使わないと知識はガラクタになる」
インプットのみでは限界があることが分かりました。
子供も言葉を覚える時はそうです。
何を見ても、「ワンワン」っていう子いませんでしたか?
でも、その子は1年後も「ワンワン」しか喋らないんですか?違いますよね?
その子は「ワンワン」って言葉を使っていくうちに、周りの反応から「この言葉は違うんだな」って学習しているのです。
しかし、大人になると、「インプットして満足」「アウトプットして間違えたら」と変なプライドが邪魔をして、アウトプットが減るのです。正直、私もまだまだそうです!(笑)
でも、間違えてアウトプットしても、直せばいいんです。それでいいんですよ。
そうやって、良くなっていけば、それでいいじゃないですか!
変わろうとアウトプットするあなたが一番素敵なのですから!
「自分が求めていることって何なんだろう。」
少林寺拳法を通して学んだことは、
「教え合えるような人間関係を作りたい」(=少林寺拳法の先生になりたい!)
「人はいつだって変われる、遅いなんてことはない、絶対変われる、そんな人を応援したいし、後押ししてやりたい」(=そんな会社を作って応援したい!)
「中身を変えるのはすぐにはいかないかもしれない、でも、外見を変えれば、自信をもってくれると思うし、それがきっかけになればいいな!」(=スタイリストの新しい価値観の提唱!)
最後が一番実現したいんです!
変われないと悩む人達に、欲しいのは、きっかけや気づき、それをスタイリングしたいのです。
服を身につけたいんじゃない、考えを身につけたいんだ。
服という手段で、変わるという目的を叶えさせる。
まだ明確なビジネスモデルもビジョンもないけれど、私はこれをやりたい。
起業する理由は「人はいつでも変われる」って信じてもらいたいからです。
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